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【阪神】最強ブルペン再構築へ リーダー岩崎優が説く心持ち「誰かのためじゃなく」の真意とは


阪神の岩崎優投手は、ブルペン陣の再構築の中で若手選手たちに「自分のために一生懸命やるべき」とのメッセージを送りました。ブルペンに新戦力が加わり、怪我から回復した選手が戻る中、個々が自分の役割を果たすことがチーム全体の推進力になると強調しました。また、岩崎投手自身もコンディションを調整しながら、成果を上げ続けることの重要性を示しています。監督も「ブルペンはチームの心臓」とし、選手たちの活用法を練っています。

笑顔を見せる阪神岩崎(撮影・藤尾明華)

阪神岩崎優投手(33)が26日、再構築を図るブルペン陣に「自分のために」とメッセージを発した。

「みんなチャンスだから、一生懸命やったらいい。あまりブルペン陣がどうとか気にせずに、ちゃんと自分の仕事をして。目の前のアウトを取ることですね。誰かのためにじゃなくて、自分のためにしっかりやったらいいと思います」

4日間の休養が終わった。開幕からチームの屋台骨を支えてきた救援投手にも貴重な期間だった。交流戦では石井が頭部負傷で抜けたあとに7連敗。しわ寄せもあったか、総じて調子を落とした。一方でネルソン、木下ら新戦力が名乗り。27日からは湯浅が戻り、門別が新たに加わる。岩貞、島本も2軍で調子を上げている。ブルペンを「チームの心臓」という藤川監督は、このタイミングを以前から意識していた。「用兵の質を落とさないことは、ここから先、最後まで強めていきたい」と、きめ細かなプランを描いている。

もう1度、ブルペンの強さを出していきたいところ。また、選手個々にも、優勝争いヤマ場に向けた分岐点になる可能性がある。岩崎は「オールスターまでの21試合は後半戦に向けて自分たちがどういう立場になれるか、というところになる。でもあまり重く感じすぎず、しっかりその日、その日でベストを出していけたらいい」と強調した。

グラウンドに落ちている“銭”を拾うも逃すも自分次第。その集合体がチームの推進力になる。岩崎自身もコンディションを落とした時期があったが、その後は6年ぶりの2イニング登板を含めて3試合無失点。21日には21試合ぶりの14セーブ目を挙げた。「結果で判断されるので。調子が上がっていても、イコール成績となるかは別の話。まだまだこれからです」。しっかりネジを巻いて、次なるフェーズに移る。【柏原誠】

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