
西武渡部聖弥外野手(22)がリーグ戦再開とともに1軍に復活する。左足首捻挫で約1カ月の離脱となったが「もう大丈夫です」と元気いっぱい。「日本ハムを倒さないと上がっていけないので、後半戦のスタートで勢いづけられれば」と27日からの日本ハム3連戦(ベルーナドーム)へ闘志を燃やした。
打率3割3分1厘、一時は首位打者にも立ったルーキーに、球団はキャッチコピーを募集。1500件超の応募があり、26日に「獅子の若大将」に決定した。同じ背番号8、元巨人の原辰徳氏を思わせる姿で、上位進出へけん引する。
「3番左翼」で固定できればベストだが、開幕後に2度、足の故障で離脱した。西口監督は「Dの枠、空いてるじゃん」とDH起用の可能性も示唆。仲田の好調ぶりに加え、攻守に安定する岸も故障から復帰し、スタメン左翼を任せられる。“若大将”へのいきなりの負荷も減らせそうだ。