
バルセロナは25日、8月よりホームスタジアムSpotifyカンプ・ノウに復帰することを発表した。
バルセロナは23年6月よりSpotifyカンプ・ノウの改修工事を開始。それ以降の2シーズン、エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスを本拠地にしてきた。そんな中、バルセロナは8月10日に行われるジョアン・ガンペール杯でSpotifyカンプ・ノウ復帰を果たすことを公表した。
同大会はバルセロナが主催し、毎年8月に国内外のクラブをホームスタジアムに招待する親善試合。今夏の対戦相手はまだ決定していない。
しかし、Spotifyカンプ・ノウの改修工事は完全には終わっておらず、屋根の設置、新しい3階スタンド部分、室内空間、スタジアム外観などの工事がまだ残っているため、部分的な再開となる。スペイン紙ラ・バングアルディアによると、収容人数は完成時の予定人数(10万5000人)を大幅に縮小し、6万人になるとのことだ。
バルセロナが最後にSpotifyカンプ・ノウで戦ったのは、23年5月28日に行われた22~23年シーズンのスペインリーグ第37節マジョルカ戦だった。そのため、2年以上の時を経て、本拠地に戻ることになる。(高橋智行通信員)