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作新学院の41歳監督は12月まで6カ月の謹慎処分 グラブ外した捕球練習命じ2カ所骨折 審査室


日本学生野球協会は、大学1件、高校13件の処分を決定しました。主な処分内容には、道路運送車両法違反で罰金を科された元大商大監督への半年間の謹慎、作新学院の監督がシートノック練習中の危険行為により受けた6カ月の謹慎があります。また、体罰や報告義務違反、不適切な指導・発言に関する複数の処分が行われました。協会は、学生野球憲章に反する行為に対する処分基準に基づき、野球部活動と私的活動の関係性が希薄な場合の対応についても触れています。その他、数名の教諭や監督が不適切行為・体罰を理由に1〜3カ月の謹慎を受けました。

※写真はイメージ

日本学生野球協会は20日、都内で審査室会議を開き、大学1件、高校13件の処分を決めた。

道路運送車両法違反の疑いで略式起訴され罰金となった大商大の当時監督(60)に対し、今年4月23日から10月22日までの謹慎処分とした。

「日本学生野球憲章違反行為に関する処分基準」によると、野球部とは無関係な私的活動での社会的規範の違反行為で、その違反が軽微で、かつ野球部活動との関係性が希薄な場合には、社会的なルールによる制裁に任せ、学生野球団体が制裁を科すことを控えることが相当である場合もある、としている。

春16回、夏12回甲子園出場で春夏通じ3度の全国制覇を達成している作新学院(栃木)の監督(41歳、教諭)は、6月9日から12月8日までの6カ月の謹慎処分となった。

5月23日のシートノックの練習中、2年生部員1人に対し、捕球技術が未熟であると手の感覚をつかんでもらおうとグラブを外して捕球練習をするように命じ、その際、右手の薬指、第一関節、第二関節の2カ所を骨折して手術。全治2カ月の診断を受けた。以上の危険行為(部内)により、6カ月の謹慎処分となった。

富士見(埼玉)の顧問(47歳、教諭)は不適切指導(部外)と日本学生野球憲章違反により、25年2月14日から5月13日までの3カ月の謹慎。

済美(愛媛)の副部長(26歳、教諭)は体罰(部内)と報告義務違反により、25年5月13日から7月12日までの2カ月の謹慎。

寒川(香川)の部長(32歳、非常勤講師)は体罰(部内)により25年4月23日から6月22日までの2カ月の謹慎。

筑豊(福岡)の監督(41歳、教諭)は体罰(部内)により25年4月21日から7月20日までの3カ月の謹慎。

東大阪大柏原(大阪)のコーチ(24歳、非常勤講師)は体罰(部外)と報告義務違反により25年5月27日から7月26日までの2カ月の謹慎。

柳井学園(山口)の監督(56歳、寮監)は不適切指導(部内)と報告義務違反により25年4月30日から7月29日までの3カ月の謹慎。

鳴門(徳島)は監督(64歳、教諭)の暴言と体罰(部内)と報告義務違反により25年5月9日から8月8日までの3カ月の謹慎。

地球環境(長野)の監督(28歳、教諭)は暴言と体罰(部内)と報告義務違反で25年6月13日から9月12日まで3カ月の謹慎。

和歌山東(和歌山)のコーチ(32歳、外部指導者)は暴力(部内)により25年6月2日から8月1日まで2カ月の謹慎。

早鞆(山口)の顧問(42歳、教諭)は不適切行為により25年6月18日から8月17日までの2カ月の謹慎。

山村国際(埼玉)の顧問(28歳、非常勤講師)は不適切発言と不適切指導(部内)により25年5月26日から6月25日の1カ月の謹慎。また同校部長は報告遅れにより25年6月12日から7月11日までの1カ月の謹慎。

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