
<ドジャース3-5パドレス>◇19日(日本時間20日)◇ドジャースタジアム
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が、パドレスの報復とみられる死球に対し、メジャーリーグ機構(MLB)による調査が必要だと主張した。
9回1死、この日メジャーデビューを飾ったばかりの右腕リトルが、パ軍の主力打者タティスに死球を与えた。これにパ軍シルト監督が激怒。両軍がベンチから飛び出し、バックネット裏で小競り合いとなる事態となった。
両軍の監督が退場となり、警告試合となった。だが、パ軍は9回裏、守護神スアレスが大谷に3ボールから右の広背筋付近に死球を与えた。ロバーツ監督は試合後、これが意図的だったかどうか、「もちろんだ。明らかに意図があった」と報復行為だと断定。17日にも大谷は報復死球を受けており、3日間で2度目の事態に「あれは彼らの判断で、警告が出された後にやったこと。MLBはしっかり対処するべき。タティスがこの1週間で3度も死球を与えてしまったのは事実だが、我々には意図がなかった」と主張した。