
<日本生命セ・パ交流戦:日本ハム8-2ヤクルト>◇11日◇エスコンフィールド
日本ハム孫易磊投手(20)が出場選手登録を抹消された。5月22日に育成から支配下登録され、ここまで7試合に救援登板し、0勝0敗1セーブ4ホールド、防御率2・57。10日ヤクルト戦では2-0の8回に登板したが、2者連続四球で1死も奪えず、降板していた。
この日の試合後、加藤武治投手コーチ(47)は孫易磊ついて「昨日の結果で判断して抹消してないんですよね。1軍のいい舞台を経験して、また下で頑張ってもらうっていう流れの方がいいだろうという話だっただけなんで。昨日、結果としてフォアボール、フォアボールで終わりましたけど、その内容だけでの抹消では決してない」と説明した。
今後はファームに戻って再び鍛錬を積んでもらう予定だ。加藤コーチは「1軍で9回を投げたりして、そこはすごくいい経験だと思うんですよね。それを生かして、次のステップに向けてファームで鍛えてもらう。1軍で抑えるための課題も、1軍で投げるとわかるもんなんで。これを次に生かしてほしいなっていう意味での抹消。ファームではとりあえず長いイニングを投げて、その課題をつぶしてもらう。やっぱファームで1イニングを投げたところで課題はつぶせないと思うんで。その後、先発で使うかっていうのもまだ未定、白紙」と話した。