
<日本生命セ・パ交流戦:オリックス0-4DeNA>◇11日◇京セラドーム大阪
オリックスが今季8度目の完封負けで、サヨナラ勝ちの西武と入れ替わりで3位に落ちた。首位・日本ハムとのゲーム差は今季最大タイの3・5に開いた。
相手先発のアンドレ・ジャクソン投手(29)に要所を締められた。再三塁上に走者を送るも、得点につなげることができず。2回2死一、三塁の好機も逃し、今季初めて中6日で先発した田嶋大樹投手(28)の好投に報いることができなかった。
対DeNAは過去3戦3勝と好相性を誇る田嶋は、8回途中まで3安打2失点。ジャクソンに負けず劣らずの力投を見せた。「バックのよい守備にたくさん助けていただいて、なんとか粘り強くゲームを作ることはできたと思います」と、右翼の杉本裕太郎外野手(34)や中堅の杉沢龍外野手(25)らの好捕に感謝した。岸田護監督(44)は「田嶋がいい投球をしていたのでね。申し訳なかったなと思いますけど」と、援護のなさを悔やんだ。