
右膝の違和感で離脱中のDeNAタイラー・オースティン内野手(33)が11日、患部の状態を明かした。球団施設DOCKのグラウンドには姿を見せずに、室内で調整。現状について「正直状態はあまり良くなくて、いろいろなドクターに話を聞いて今後を決める段階です。立っている分には問題ないんですけど、野球のいろいろな動作をすると痛い時もある。早く治ってくれるといいなと思います」と説明した。
昨季の首位打者は今季、下半身のコンディション不良で開幕直後から離脱。5月5日に1軍復帰するも、ここまで打率2割1分1厘、2本塁打と状態は上がらずに6日に出場選手登録を抹消されていた。
手術の可能性に関しては「個人としてはないのかなと思ってます」と否定したが、実戦復帰時期については「分からないです。早いに越したことはないですけど、まだいつと決める段階には行ってないです」と長期離脱の可能性も口にした。
チームは現在首位争いをしている中での離脱となった。当然、1軍にいられない悔しさは強く感じている。「ベイスターズのことが大好きですし、他の選手たちも大好き。チームから離れてしまうのは残念なことです。1日でも早く治したい気持ちはあるんですけど、リハビリに入ったからには最善の状態で戻れるようにというのが一番大事だと思ってるので、そこを目指していきたい」と先を見据えた。