
<全日本大学野球選手権:城西国際大1-8東海大>◇11日◇2回戦◇東京ドーム
東海大が7回コールドで、19年以来6年ぶりに8強進出を決めた。
2回に8番兼松実杜外野手(4年=東海大甲府)の3ランで先制すると、3回に笹田海風内野手(3年=東海大相模)の2点適時打で加点。4回は打者9人の猛攻で3点を入れて突き放した。
今秋ドラフト候補の大塚瑠晏(るあん)内野手(4年=東海大相模)も、3安打1打点と貢献した。元巨人スカウト部長の長谷川国利監督(62)が「守備と走塁に対する意識や技術に関していえば、社会人、プロでもすぐに溶け込んでいけるレベル」と全幅の信頼を寄せる男が、2試合連続の猛打賞をマークした。遊撃守備でも軽快な動きで打球をさばくなど、資質の高さをアピールした。
次は早大と対戦する。投打に厚い布陣で、5度目の優勝へまい進する。