
右肩のリハビリのため開幕から負傷者リスト(IL)入りしているレッドソックス吉田正尚外野手(31)が、7月上旬までにマイナーでのリハビリ出場を開始する見込みとなった。
10日(日本時間11日)、地元ラジオ局「WEEI」のロブ・ブラッドフォード記者がXで伝えた。
同記者によると、吉田は現在キャッチボールの距離を105フィート(約32メートル)まで伸ばしており、右肩の状態はだいぶ良くなった様子。さらに「現実的な目標は、今月末か来月頭までにリハビリ出場を開始することだと話した」とリポートし、マイナーでの実戦復帰が近づいていると伝えた。
野手がリハビリ出場でマイナーに登録できる期間は最大20日間のため、遅くても7月末までにはメジャーに復帰する可能性が出てきた。
吉田は昨年10月に受けた右肩手術の影響でスローイングが万全ではなく、開幕からIL入り。フロリダ州にあるキャンプ施設で調整していたが、5月2日にボストンに戻ってMRI検査を受け、同4日に抗炎症作用のあるコルチゾン注射を受けた。その後ノースローで調整し、同21日にリハビリを再開した。