
レアル・マドリードに新加入したスペイン代表DFハイセン(20)が「最大のアイドルであり、史上最高のセンターバックだ」とセルヒオ・ラモスについて話した。
Rマドリードは10日、契約解除金5000万ポンド(約97億5000万円)を支払ってボーンマスから獲得したハイセンの入団セレモニーを実施した。その後、同選手が記者会見に臨んだもようをスペイン紙アスが伝えている。
ハイセンはまず、「もちろん人生最高の日だ。ここにいられて夢のようだよ。チームのためにすべてを捧げるつもりだ」と入団の喜びを露わにした。
背番号24を選んだ理由について、「それはその番号が空いていたからだ。とても嬉しいよ。他のクラブからもオファーはいくつかあったけど、僕にとってレアル・マドリードは世界一のクラブ。他に並ぶものはない」と説明した。
新監督のシャビ・アロンソについては、「僕に期待していることについて少し話した。素晴らしい月日になると思う」と答え、「シャビのサッカーにうまくフィットできると思う。チームに貢献し、全力を尽くしたい」と自信をのぞかせた。
自分の性格については「かなり落ち着いている。一番好きなことをやりながら人生を過ごしている。全力を尽くし、謙虚でいること、そしてできる限り努力するように心がけている」と話した。そして自身の特徴について、「守備に加え、ビルドアップが自分の持ち味のひとつだ」と強調した。
また、Rマドリードとスペイン代表で一時代を築いたセルヒオ・ラモスについて、「移籍が正式決定した日にメッセージをもらったよ。僕にとって彼は最大のアイドルであり史上最高のセンターバックだ。彼の備えているすべてのものを心に留めている。最も完成度の高いセンターバックだ」と言及した。
ハイセンはこの後、チームとともにアメリカに移動し、今週末に開幕するクラブワールドカップでRマドリードデビューを飾ることになる。
(高橋智行通信員)