
<W杯アジア最終予選:韓国4-0クウェート>◇10日◇B組◇最終戦(第10戦)◇韓国・ソウル
2026年FIFAワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会のアジア最終予選は10日、各地で最終戦が行われた。B組ですでに11大会連続の本大会出場を決めていた韓国はホームで最下位のクウェートに4-0で快勝。6勝4分けの負けなしで首位通過を決めた。
韓国の無敗突破は09年6月に終了した南アフリカW杯アジア最終予選以来となる。韓国メディアの「スポーツソウル」は「4ゴールの大勝で本戦進出を“自祝” アジア唯一&16年ぶりの無敗…ホームで華麗なフィナーレ」との見出しで報道。記事内でも「アジアでも無敗は韓国が唯一。Aグループ1位のイランとCグループ1位の日本は、ともに9試合目で初黒星を喫した」と強調した。
韓国は前半30分、左CKをMFチョン・ジヌ(全北)が頭で合わせて先制。後半6分には欧州王者パリ・サンジェルマン(フランス)でプレーするMFイ・ガンインがペナルティーエリア内左側の角度のない位置から左足で蹴り込んでリードを広げ、その後も2点を追加した。後半30分からはエースのMFソン・フンミン(トットナム)やMFファン・ヒチャン(ウルバーハンプトン)ら主力が途中出場し、そのまま無失点で勝ち切った。