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【大学選手権】侍井端監督絶賛の近大・勝田成が3安打「優勝してふさわしい結果で」創立100周年


全日本大学野球選手権で、近畿大学が神奈川大学を8-0で下し、7回コールド勝利を収めました。近大は学校創立100周年を迎え、主将である勝田成選手が3安打2得点と活躍。彼は昨年大学日本代表に選ばれ、智将・井端弘和監督から高く評価され、プロ注目の存在です。試合では初回から勢いに乗り、2回には一挙5点先制。さらに4回にも加点し、リードを広げました。勝田選手の足も速く、50メートルを6秒1で駆け抜ける力が活躍に貢献。今後の目標は27年ぶりの日本一であり、秋のドラフトでの良い結果も期待しています。

神奈川大対近大 4回裏近大1死一塁、勝田は右前安打を放つ(撮影・柴田隆二)

<全日本大学野球選手権:近大8-0神奈川大>◇10日◇1回戦◇東京ドーム

今年が学校創立100周年の近大(関西学生)が神奈川大(神奈川)を7回コールドで下し、快勝発進を決めた。主将の勝田成内野手(4年=関大北陽)が3安打2得点。昨年選出された大学日本代表では視察した侍ジャパンの井端弘和監督(50)から絶賛されたプロ注目選手が、チームを引っ張った。早大(東京6大学)は13安打12得点で東亜大(中国地区)に大勝した。

◇   ◇   ◇

身長163センチの勝田が大舞台で躍動した。「2番二塁」で先発出場し、3打数3安打2得点。2年ぶりの全国大会で「どんな球でも打てるところが成長できた」と胸を張った。

上位打線で引っ張った。初回に左前打を放つと、2回の第2打席では中前打で好機を拡大。同じくプロ注目の3番野間翔一郎外野手(4年=大阪桐蔭)の押し出し四球、4番阪上翔也外野手(4年=神戸国際大付)の走者一掃の中越え適時二塁打につなげた。この回一挙5点を先制して主導権を握った。

4回には右前打で出塁し、1死二、三塁では三塁走者として二ゴロの間に本塁へ突入。ヘッドスライディングでタッチを間一髪かわして生還し、リードを7点に広げた。「あの1点で勝利につながった」と50メートル走6秒1の走力に納得顔だ。

昨年、一躍注目を浴びた。大学代表に選ばれた際、侍ジャパンの井端監督から「すごく野球をよく分かっている」と称賛された。今年も6月下旬の大学代表選考合宿に選出された。走攻守でレベルの高い小兵に、この日も12球団のスカウト陣がネット裏から注目した。

今年は学校創立100周年で主将としてもチームをまとめる。「ふがいない成績だとダメだと思っている。優勝してふさわしい結果で終わりたい」。狙うは27年ぶりの日本一だ。今秋にはドラフトも控えており、「アピールしていい結果につながれば」と力を込めた。メモリアルイヤーに花を添えるべく、さまざまな形で盛り上げる。【林亮佑】

◆勝田成(かつだ・なる)2003年(平15)6月21日生まれ、大阪市出身。2歳から野球を始め、3歳で初めてバットを買ってもらう。堀川小1年で都島タイガースに入り、小6では阪神ジュニアに選出。北稜中学では大淀ボーイズでプレー。関大北陽では3年夏に大阪大会ベスト4。近大では1年秋から公式戦に出場し、3年時に大学日本代表入り。50メートル走6秒1。内野手。163センチ、72キロ。右投げ左打ち。

阪神岡本スカウト(近大勝田について)「全国でも結果を出して、走攻守で総合的に能力が高い。いい走塁もあったし、野球をよく知っている。期待しています」

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