
北海道コンサドーレ札幌が、今月3人目の補強を発表した。10日、J2大宮DF浦上仁騎(28)を完全移籍で獲得したと発表した。6月の特別登録期間はこの日が最終日。同期間内にJ1名古屋から期限付き移籍でDF宮大樹、ブラジル2部シャペコエンセから完全移籍でFWマリオ・セルジオ(ともに29)を獲得。フットボール部の竹林京介部長(49)の明言どおり、後半戦に向けてストライカーとCBの計3選手が加入した。
リーグワースト3位の29失点と守備面に課題を抱え、12位と苦しむチームが巻き返しを図る。浦上はJ3長野から甲府、大宮と渡り歩き、昨季はJ3ベストイレブンに選出された。今季はJ2で4試合に出場、ルヴァン杯は2試合に出場し1得点を挙げた。同じカテゴリーでの移籍に「このタイミングで加入する意味も深く理解しています。覚悟を持ってこの一歩を踏み出した」とコメントした。