
2026年FIFAワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会のアジア最終予選は10日、各地で最終戦が行われる。
C組の日本は3試合を残して世界最速で本大会の切符を手にし、A組はイランとウズベキスタン、B組は韓国とヨルダンが既に本大会出場決定。イランが4大会連続7度目、韓国が11大会連続12度目、ウズベキスタンとヨルダンが初出場となる。
各組2位以内の直接出場はC組2位の残り1枠。勝ち点16の2位オーストラリア、同13の3位サウジアラビアが直接対決する。アウェーのオーストラリアは引き分け以上で予選突破が決定。得失点差も「8」の開きがあり、サウジアラビアが逆転で本大会出場を決めるには5点差以上での勝利が必要になる。
C組は勝ち点6のバーレーンと中国の敗退が決定。最終戦で日本と対戦する同12の4位インドネシアは3~4位が回るプレーオフ進出を決めている。
A組は勝ち点14の3位UAE、同13の4位カタールのプレーオフ進出が決定。キルギスと北朝鮮の敗退も確定している。
B組は勝ち点12の3位イラクがプレーオフ進出を決め、最下位クウェートが敗退決定。プレーオフ出場の残る1枠を同10の4位オマーン、同9の5位パレスチナが直接対決で争う。首位韓国はここまで5勝4分けで、無敗での首位通過を目指してクウェートと対戦する。
◆10日の対戦カード(カッコ内は現在の勝ち点)
▽A組
キルギス(7)-UAE(14)
ウズベキスタン(18)-カタール(13)
イラン(20)-北朝鮮(3)
▽B組
韓国(19)-クウェート(5)
パレスチナ(9)-オマーン(10)
ヨルダン(16)-イラク(12)
▽C組
日本(20)-インドネシア(12)
中国(6)-バーレーン(6)
サウジアラビア(13)-オーストラリア(16)
◆W杯アジア最終予選 アジアの本大会出場枠は8・5。2次予選を勝ち上がった18チームが3組に分かれ、各6チームがホームアンドアウェーの総当たりで争う。各組2位までが本大会出場権を獲得する。各組3、4位によるプレーオフは計6チームが3チームずつ2組に分かれ、総当たりで各組1位がW杯に出場。2位同士の直接対決に勝ったチームは大陸間プレーオフに回る。