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なぜ「長嶋」ではなく「長島」茂雄 告別式弔辞で王貞治さんが一文字に込めた思い


巨人の長嶋茂雄終身名誉監督の告別式が東京都の桐ケ谷斎場で行われ、ソフトバンクの王貞治球団会長が弔辞を述べました。王会長は、長嶋氏との60年以上にわたる思い出を振り返り感謝の意を示しました。「日本人のために頑張ってくれた」と称え、安らかな眠りを願いました。弔辞の最後は、長嶋氏の戸籍上の名前「長島」を用いて一個人としての休息を願う思いを込めました。告別式後、王会長は「長嶋さんは日本の野球界だけでなく、日本そのものにとって特別な存在」と述べ、長嶋氏の挑戦精神と華麗なプレーを称賛しました。

長嶋さんの告別式で弔辞を述べる王さん(読売新聞社提供)

ソフトバンク王貞治球団会長(85)が一文字に思いを込めた。3日に89歳で死去した巨人長嶋茂雄終身名誉監督の告別式が8日に都内の桐ケ谷斎場で執り行われ、王会長が弔辞を読み上げた。

「長嶋さん、ありがとうございました。あなたとの六十有余年、私にとっては忘れることのできない貴重な年月でした。感謝するしかありません。89年間、よくぞ頑張ってくれました。日本人のために頑張ってくれました。ありがとうございました。安らかにお眠りいただくことを願うのみです。『長島茂雄』に戻ってゆっくりとお眠りください。さようなら」

最後の一文はこう締められた。「嶋」ではなく「島」。戸籍上は「長島」となっており、一個人に戻って下さいとの思いがあった。

告別式後には「こういうふうな形で別れるというのはね、思いもしなかったですから。やっぱり、どっかしらに、お互いに動いていて。それぞれの動きを感じていましたからね。やっぱり長嶋さんは、やっぱり特別な人で、日本の野球界だけじゃなくて、日本そのものに、なくてはならない人でしたからね」と回顧。「長嶋さんなりにはやっぱり苦悩もあったと思うんですけれど、それを見せませんでしたからね。我々にはね。常に前向きな、本当にチャレンジ精神旺盛な、やはりとにかく動きが華麗でしたからね。ええ。だから、あれだけ見ると、あれだけで「ああ、かなわないなあ」と思うようなね、プレーぶりでしたね」と悼んだ。

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