
DeNA牧秀悟内野手(27)が5月度の「大樹生命月間MVP賞」を獲得した。11日、NPBから発表された。
5月は全24試合に出場して、いずれもリーグトップの打率3割4分3厘、7本塁打、OPS1・030と同2位の19打点をマーク。5月15日の阪神戦(横浜)から6月3日楽天戦(楽天モバイルパーク)まで16試合連続安打と量産した。「素直にうれしいです。毎日1本ずつ打つことを心がけてるんですけど、それが積み重なってチームを勝たせる1本を多く打つことができたのが要因かなと」と振り返った。
印象に残る1本には5月29日阪神戦(甲子園)でのバックスクリーン左への8号ソロを挙げた。チームは前日まで3試合連続完封負けを喫していたが、チームに37イニングぶりの得点をもたらす同点ソロ。阪神デュプランティエの149キロ直球を捉えた1発で勢いに乗り、連敗を食い止めて5連勝につなげた。「あの1本はすごくいい投手から自分のスイングができたホームランだと思います」とうなずいた。
こだわりを持つ「打点」に関しても、5月は中大の後輩である阪神森下に次いでリーグ2位の19打点を稼いだ。「決して満足することはないんですけど、まだまだ打点についてはもっとこだわって、毎打席打てるようにしていきたい。しっかりチームを勝たせる1本をここから先頑張って増やしていきたいと思います」と力を込めた。