
J1柏レイソルは8日、FW小見洋太(22)がアルビレックス新潟から完全移籍で加入すると発表した。背番号は15。
2021年に昌平高から新潟に加入した小見はJ1通算74試合5得点、J2通算27試合4得点を記録。俊敏なプレーが持ち味のアタッカーは昨季、ルヴァン杯で4ゴールをマークして新潟の準優勝に貢献した。今季はリーグ戦16試合2得点。チームが今季のホーム初勝利を挙げた5月25日の湘南戦(2-1)では先制点を決め、試合後には涙を流した。
新潟を通じて「このたび、アルビレックス新潟を離れることになりました。プロへの扉を開いてくれた寺川さんをはじめとしたクラブの皆さま、私のことを受け入れて優しく、時には厳しく接してくれたチームメートの皆さま、そしてどんなときも私のことを信じて後押しをしてくださったファンサポーターの皆さま、本当にありがとうございました」と感謝のコメントを残した。
「プロサッカー選手として、人間として、より成長するために今の自分がどうするべきか考えた結果、この居心地が良すぎるほどの“街”を離れ、新たな環境でチャレンジするべきだと感じました。これからまた新たな環境での挑戦となりますが、自分らしく目の前のやるべきことをひとつひとつ積み重ねていきます。約4年半本当にお世話になりました。ありがとうございました」
新潟伝統のチャント(応援歌)を受け継ぐなど、サポーターに愛されたが、新天地でのプレーを決断した。
柏を通じて「このたび、柏レイソルに加入することになりました小見洋太です。このクラブがめざしているもの、そこに対する取り組みに強い魅力を感じました。日々成長し、チームに結果として還元できるように努めていきます。以前より、敵として日立台の雰囲気には特別なものを感じていました。これからは味方として一緒に戦えることがとても心強く、楽しみです。これからよろしくお願いします」とコメントした。