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【町田】今夏も大型補強はあるのか?原FD「今いる選手を上回らないと」現実路線ほのめかす


FC町田ゼルビアのフットボールダイレクター、原靖氏は、チームのJ1リーグ前半戦を総括し、主力選手のケガなどで10位と苦戦を強いられたシーズンを振り返りました。後半戦に向けての補強が期待される中、既存選手のケアやモチベーション維持も重要視しています。昨年とは異なり、即戦力となる選手の獲得は慎重に行う方針で、特にストライカー候補としてヨーロッパの代表クラス選手がリストアップされています。しかし、補強は簡単ではなく、チーム戦術や現有戦力との調整が課題です。原氏は「チームで乗り越える」という現実的なアプローチを示しています。

町田・原靖FDは今季前半戦について総括する

FC町田ゼルビアの原靖フットボールダイレクター(FD、57)が6日、町田市内のクラブ施設で明治安田J1の前半戦を終えたチームについて総括した。

首位ターンした昨季に比べ、今季は7勝4分け8敗と負け越しての10位。主力選手に故障者が相次いだこともあり「若干、下ブレはしていると思いますけど大幅に想定外というのはないと思います。J1はすごくレベルも高いし、研究も早い。そんなJ1は甘くない」と感想を口にした。

そして後半戦の巻き返しに向け、今夏の補強が注目されるところだ。昨年はMF相馬勇紀、DF中山雄太という日本代表選手を獲得し、話題となったのは記憶に新しい。

現状のチームについては「J1の名門チームだと20番目、21番目くらいの選手までデプス(厚み)がある。もう4~5人デプスが足らない印象をケガ人が出た時に感じた」という。

ただ「人数を増やすためにというのは考えていない。上回る選手を持ってこないと、今後ACLが出てくるのでもっとハードになってくる。既存の選手のモチベーションが下がらない選手でないと」と説明した。 例えばストライカー。総得点が19試合で22と伸びない中、それでもFWには韓国代表のオ・セフン、オーストラリア代表のデューク、元日本代表の西村拓真、昨年のパリ五輪代表の藤尾翔太、将来性ある桑山侃士もいる。それを上回るレベルとなれば、難易度は高くなる。

7月以降の移籍ウインドーでの獲得を考え、ヨーロッパでプレーする違約金が高くない「29~31歳」の外国籍の代表クラスも2~3人はリストアップしたもよう。ただチーム戦術や既存の選手のモチベーション、ケガ人が戻ってくることも考えれば、簡単に物事は進まないようだ。

「違った意味でエキサイティングですね。色々と考えることが多い。(獲得するなら)今いる選手たちより上じゃないといけない。攻守両面でしっかりプレーできるか、そうでなければ圧倒的に点を取れるか」

神戸に放出したFWエリキが活躍していることも考えれば、なおさら補強の難しさは浮き彫りとなってくる。

「今まで(J2から)快調に来たので。この前半戦だとかこの夏だとかは、クラブとして乗り切るというか、クラブとしてやっていかないといけないのもある。骨太にするというか、監督・コーチ陣にはご苦労かけるんですけど。バタバタと取って、バタバタと出す作業はやりづらいというのが現状」と明かしたように、昨年のような大型補強は現実的でないとした。

「既存の選手に力のある選手はいる」「チームで乗り越えてこそ1つになる」という思いを口にするなど、現実路線で進めていくようだ。

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