
ホワイトソックスは5日(日本時間6日)、球団オーナーのジェリー・ラインズドルフ氏(89)が、投資家のジャスティン・イシュビア氏(47)に球団を売却する枠組みを確立するための長期的な投資計画に合意したと発表した。
リリースによると、ラインズドルフ氏は29年から33年までの間に、株式をイシュビア氏に売却する権利を持つ。それまでに経営権の売却が完了しなかった場合、イシュビア氏は34年から株式を取得する権利を持つ。従って、イシュビア氏は早ければ29年、遅くても34年までに経営権を取得することができる。それまではラインズドルフ氏が引き続きチームを所有するという。
ESPNによると、ラインズドルフ氏は1981年に約2000万ドル(約29億円)でチームを買収したが、現在ホワイトソックスの資産価値は約20億ドル(約2900億円)まで上昇しているという。
ジャスティン氏は投資会社ショア・キャピタル・パートナーズのCEOを務め、総資産は約51億ドル(約7400億円)。兄のマット氏はNBAフェニックス・サンズを所有している。