
<日本生命セ・パ交流戦:日本ハム-阪神>◇5日◇エスコンフィールド
阪神前監督の阪神岡田彰布オーナー付顧問(67)が、北海道まで出向き、BS朝日の生中継の解説を行った。
前日2本塁打を放ち、通算100本塁打にリーチをかけた佐藤輝明内野手(26)について、2年間見てきた教え子の好調を分析した。佐藤輝はこの日までリーグトップの15本塁打、40打点で2冠を維持。打率も2割8分8厘と安定する。「2ストライクから無理をしない。ミートに徹するからヒットが多い」と評価。前日4日の1本目、14号ソロは片手で左翼へ運んだ。「前でさばけている。バットは泳いだけど、体が泳いでいない。あれはちゃんとした打ち方をしている。泳いだんじゃない」。下半身の安定感が生み出した技ありの1発と、アーチ量産への成長を認めていた。