
<東京6大学野球:早大6-5明大>◇優勝決定戦◇4日◇神宮
早大の小宮山悟監督(59)が、選手たちを褒めちぎった。明大2回戦から破竹の5連勝で3連覇を成し遂げたことを振られ「あの破竹ではなく、怒涛の5連勝ということで、よろしくお願い致します」と力を込めた。
いずれもエース伊藤樹(4年=仙台育英)を登板させて白星を続けたことに「立教戦でアクシデントがあって、人さし指と中指に両方の豆をつぶすことがあった。思うように投げられなかったんですけども、そこからよく立ち直ったと思います。すごいです」と感嘆した。
リーグ戦は明大が序盤、中盤と連勝を進む展開にも「負けられないという状況になってから、やっぱりチームが小沢キャプテン中心に1つにまとまってた。『負けるもんか』っていう思いが安部球場に充満してましたので。今日こうして3連覇を成し遂げましたので、彼らを思い切り褒めたいと思います」と話した。
東京6大学の代表として、全日本大学大学選手権へと駒を進めた。「昨年の決勝戦で苦汁をなめた青山学院はまた東都で代表で出ますので、当たるとしたらもう決勝以外ないので。我々も決勝の舞台へ勝ち上がれるように、しっかりと準備をして臨みたいと思います」と意気込んだ。