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大谷翔平、土壇場9回同点の犠牲フライで振り出し 守護神ディアスの161キロをフェンス手前へ


ドジャース大谷翔平選手がメッツとの試合で「1番DH」としてスタメン出場し、自身の6月初となる23号ソロホームランを打ちました。7回2死の場面で、投手クラニックからの初球カーブを打ち、右翼席に飛び込みました。この打球は速度113.9マイル(約184キロ)、飛距離424フィート(約129メートル)でした。さらに、9回1死一、三塁の状況で守護神ディアスに対し同点の犠牲フライを打ちました。大谷選手は試合前に既に亡くなった巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄氏をインスタグラムで追悼しています。大谷選手はこの試合前までの今シーズンの成績が打率.293、22本塁打、37打点、11盗塁、OPS1.045という成績を記録しています。

ドジャース対メッツ 7回裏ドジャース2死、大谷は右超えソロ本塁打を放つ(撮影・滝沢徹郎)

<ドジャース-メッツ>◇2日(日本時間3日)◇ドジャースタジアム

ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」でスタメン出場。第4打席で6月1本目の23号ソロを放ち、第5打席では9回に同点の犠飛を放った。

0-2の7回2死で、右腕クラニックと対戦。初球のカーブをすくい上げ、右翼席へ飛び込む23号ソロとした。打った瞬間に確信する一打は打球速度113・9マイル(約184キロ)、飛距離424フィート(約129メートル)、角度38度だった。

第5打席は1-2の9回1死一、三塁で守護神ディアスと対戦。カウント1-1から内角低めの99・9マイル(約161キロ)の直球を左翼後方へ運び、同点の犠飛とした。

0-1の第1打席は、右腕ブラックバーンと対戦。カウント2-2から低めのカーブにバットが回り、空振り三振に倒れた。

第2打席は0-1の3回2死、フルカウントから外角のカーブにタイミングを外され、2打席連続の空振り三振に倒れた。

第3打席は0-2の5回2死一、二塁で、カウント3-1から外角のチェンジアップを引っかけて二ゴロに倒れた。

試合前には、自身のインスタグラムで死去した巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄(享年89)を悼んだ。3月の東京での開幕シリーズで撮影した2ショットを投稿し、「心よりご冥福をお祈りいたします」とつづった。

今季は試合前時点で打率2割9分3厘、22本塁打、37打点、11盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.045としている。

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