
<タコマ5-3ソルトレーク>◇1日(日本時2日)◇ワシントン州タコマ
マリナーズ傘下3Aタコマの藤浪晋太郎投手(31)がエンゼルス傘下3Aソルトレーク戦に登板。1回を無安打無失点、2四球1三振に抑えて今季2勝目を挙げた。
藤浪は2-2の6回に2番手でマウンドへ。先頭から2連続四球で無死一、二塁のピンチを背負ったが、3人目を左飛、メジャー通算72本塁打の4番デービスを98.1マイル(約157.9キロ)のフォーシームで見逃し三振。次打者の打席で三盗を試みた二塁走者を捕手ノッティンガムが刺し、無失点で切り抜けた。これで5試合連続無失点。20球中ストライクは9球で、最速は98.6マイル(約158.7キロ)だった。
チームは藤浪が降板した直後の6回裏に2点を勝ち越し、そのまま逃げ切り。藤浪に5月18日のアルバカーキ戦以来の2勝目が転がり込んだ。今季18試合で2勝1敗3ホールド、防御率6.89。
タコマに途中加入したチームメートの乙坂智外野手(31)は「8番左翼」で出場し、2回の第1打席で左前打を放って4打数1安打。今季5試合で打率1割7分6厘となった。