
<日本ハム1-0ロッテ>◇1日◇エスコンフィールド
ロッテは2日連続のサヨナラ負けで今季12度目の0封負け。4連敗で借金は14となった。
先発オースティン・ボス投手(32)は8回2安打無失点と好投。5回まで44球とテンポの良い投球だった。「今日は8回を0に抑えられて、自分としては力強い投球ができて良かったと思ってます。チームが接戦で負けてしまったけど、火曜日、なんとかマリンに戻って連敗を止められるように、チームとして頑張るだけです。いいピッチングもあったので、球種も全ての面で良かった」とうなずいた。
0-0の8回には2つの四球で2死一、二塁のピンチを背負うも、無失点で切り抜けた。「あのケースは1点ここで取られると厳しい状況なので、ギア上げて、力いっぱい打者を打ち取るんだっていう気持ちと、自分のいいボールを投げようと、そういう気持ちで投げてました」と振り返った。97球を投げきってマウンドを託したが、無念のサヨナラ負けとなった。
吉井理人監督(60)は「球数というよりもイニングでへばるピッチャーもいる。ボスはずっとリリーフをやっていたんので、そっちのタイプだと思う。前半からかなり飛ばしていた。7回もピンチ、結構、力を入れていたので、8回でスイッチしたいところだったんすけど、ブルペンの事情で8回まで投げてくれて、本当によく頑張ってくれた」とねぎらった。