
<楽天-ソフトバンク>◇1日◇楽天モバイルパーク
ソフトバンク松本晴投手(24)が3回2/3を6安打3失点で降板した。仙台での先発はプロ初先発で4回途中5失点だった23年8月27日以来。「初先発はやられている。自分のベストパフォーマンスを出したい」とリベンジを誓っていたが、苦い思い出を払拭することはできなかった。
1回1死一、二塁で4番フランコに先制の左前適時打を献上。さらに1死満塁で宗山の遊ゴロ間に2点目を失った。2、3回は無失点で切り抜けたが、4回に再び捕まった。先頭の8番太田に右前打、9番辰己に四球。特に辰己は2球で追い込んでいただけに、もったいない四球だった。1番小森は二併も2死三塁で2番小深田に左前適時打を許した。ここで小久保裕紀監督(53)は松本晴の降板を告げた。2番手には大山がマウンドに上がった。
3年目左腕の松本晴は開幕からリリーフで奮闘。中継ぎでは全12試合連続無失点で、5月21日の日本ハム戦で今季初先発した。同戦は5回1失点で勝敗つかず、この日は今季2度目の先発登板だった。