
<DeNA5-2ヤクルト>◇31日◇横浜
3連勝で今季最多タイの貯金4に戻し、交流戦前最後のカードで勝ち越しが決まった。
両チーム好機であと1本が出ない攻防が続く中、同点の8回に佐野恵太外野手(30)の勝ち越し本塁打で打線に火をつけた。
ヤクルト小沢の4球目直球を右翼席へ運び、7イニングぶりに得点。
続く牧秀悟内野手(27)は、小沢のカーブをバックスクリーンに運ぶ3戦連続弾で2者連続アーチを描いた。これが5年連続の2ケタ弾。なおも1死二塁から度会に右前適時打が飛び出し、この回3得点でリードを広げた。
投げては先発石田裕が4回に同点打許すも、6回途中2失点(自責1)でゲームメーク。継投もハマり、6回2死一、二塁から火消しを任された2番手左腕坂本裕哉投手(27)は1回1/3を無失点。続くウイック、伊勢も好救援で勝利に貢献した。
試合は雨天の影響で開始時間を40分遅らせてのプレーボール。5回のDeNA攻撃時に再び強い雨が降りしきるなど、難しいコンディションでの接戦を制した。