
<日本ハム4-3ロッテ>◇31日◇エスコンフィールド
ロッテが悪夢のサヨナラ負けでリーグ最速で30敗となった。借金は13。前日から6人のスタメンを変更する大胆な采配も実らなかった。
2点リードの9回に5番手の鈴木昭汰投手が2死二、三塁から同点に追い付かれ、最後は郡司にサヨナラ打を浴びた。
序盤は試合を優位に進めた。山口航輝外野手(24)は「7番左翼」で8試合ぶりにスタメン出場。0-1で迎えた5回。1死二、三塁のチャンスで日本ハム先発の山崎福から左越え適時二塁打を放った。今季2本目の安打が値千金の逆転打。「つないだチャンスで打つことができて良かったです。うれしいです!」と話した。
その後、2死二塁から小川龍成内野手(27)が代名詞のセーフティーバントを決め、岡大海外野手(33)の遊撃への適時内野安打で点差を広げた。
先発西野勇士投手(34)は5回1/3を5安打1失点と好投したが、今季初勝利は逃した。「ピンチがありましたが最少失点で、なんとかゲームをつくることは出来たかなと思います」と振り返った。