
<DeNA-ヤクルト>◇31日◇横浜
DeNA大卒2年目の石田裕太郎投手(23)が、通算25打席目でプロ初安打を放った。
同点の5回先頭で打席に立ち、ヤクルト先発吉村の2球目カットボールを捉えた。打球は二塁手赤羽のグラブを弾き、右前へ転々と転がって出塁。待望の初安打に、右腕はホッと一塁上で笑みを浮かべた。記念球はベンチで控える山本祐大捕手(26)が受け取り、大切そうに保管。なおも後続が続いて三塁まで進んだが、2死満塁の好機で宮崎が遊飛に倒れて生還とはならなかった。
第1打席では二ゴロに倒れたが、6球ファウルで粘り球数10球を投げさせる打席内容。投手のみならず、打線の一角としても好機を拡大した。