
<ソフトバンク4-2楽天>◇30日◇楽天モバイルパーク
ソフトバンク近藤健介外野手(31)が自打球を受け、小久保裕紀監督(53)が試合後に状況を説明した。「場所がふくらはぎなので。本人が『いきたいです』と言ったので。本来は2回の守備で代えようと思っていたけど。明日になってみないと分からないです」と明かした。
近藤は、「3番右翼」で先発出場。0-0の初回1死一塁の第1打席だった。カウント1-1から楽天岸が投じた内角スライダーを強振。打球が右足に直撃し、苦悶(くもん)の表情を浮かべ、治療で1度ベンチ裏へ下がったが、プレーを続行した。この日は2安打を放ち、8回に代走を送られた。
近藤は開幕1軍スタートも、4月2日に腰を手術。その後はリハビリ組で調整し、復帰過程で右太もも裏に違和感を訴えたが、万全な状態で27日の日本ハム戦(みずほペイペイドーム)から1軍復帰していた。
チームは逆転勝ちし、4時間17分のロングゲームを制した。貯金を再び1とし、首位日本ハムと3ゲーム差をキープした。