
レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)が今季のスペインリーグで、被ファウル数最多の選手になったことをスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が27日に報じた。
久保は今季のスペインリーグを、36試合(先発27試合)、2382分出場、5得点0アシストという成績で終了した。同紙によると、久保はその間に合計73回(1試合平均2回)ものファウルを受けたとのことだ。
これは70回のビニシウス(レアル・マドリード)、68回のヤンヘル・エレーラ(ジローナ)、ウチェ(ヘタフェ)、64回のベリンガム(Rマドリード)、アイマール・オロス(オサスナ)を上回り、スペインリーグで最多となった。
同紙は久保がこんなにも多くのファウルを受けた理由について、「創造的なパートナーの欠如、チームの攻撃力低下、前線の負傷者続出により、久保はプレーに安定性を欠いた。これにより彼は例年以上に個人での戦いを強いられ、その多くがファウルになった」と分析し、チームの成績不振が大きく影響したことを強調した。(高橋智行通信員)