
Jリーグは27日、都内で理事会を開催し、3月決算の柏、湘南を除く24年度のJクラブ経営情報を開示した。昨季J1昇格初年度ながら3位と躍進した町田は前年度から23億4500万円アップの57億5400万円の売上高を記録した。スポンサー収入の増加が顕著で全体2位の40億4300万円となった。また大型補強も話題になったが、トップチーム強化費は浦和、神戸、川崎F、名古屋、広島、G大阪に次ぐ7位の24億7800万円だった。
新スタジアムが完成した広島も大きく収入を増やした。売上高は前年度比38億3700万円増の80億3500万円で全体4位に浮上。入場料収入が浦和に次ぐ2位の20億400万円で収入増に貢献した。浦和は2年連続の100億円以上売り上げを達成。58クラブの売上高は前年比で203億6700万円増加の1649億800万円だった。