
<明治安田J1:東京0-3広島>◇25日◇第18節◇国立
FC東京がサンフレッチェ広島に0-3で完敗し、公式戦3連敗を喫した。5勝4分け8敗の17位だが、降格圏18位の横浜FCに勝ち点で並ばれた。
ホームながら試合内容で圧倒されて3失点。日本代表に初選出されたMF俵積田晃太(21)は「情けないゲームだった」と声を絞り出した。
代表メンバー発表後初の試合。注目された中、何度か得意のドリブル突破を試みたが、結果に結びつけられなかった。「自分がチームを引っ張って行かないといけない存在だと思うし、難しい試合の中でももっと自分の力を出さないと行けないと思うので、まだまだ課題ばかりだなと思います」と力不足を口にした。
チームとしても失点時に落胆が隠せず、盛り上げ役が不在。苦しい時にチームを立て直す存在がいなかった。チャンス回数の少なさやアタッキングサードでの精度など、細部にこだわる必要性を訴える。相手からの対策もより加速するが「代表選手がみんな通っている道かな。乗り越えていきたい」と力を込めていた。【佐藤成】