
<中日1-5阪神>◇25日◇バンテリンドーム
中日福永裕基内野手(28)が9回1死から代打で今季初出場し左翼越え二塁打を放った。1ボール1ストライクから阪神岩崎のチェンジアップをとらえると、左翼手佐藤輝の頭上を越えていった。「打席に入る前は歓声が聞こえた。しっかり振っていこうと、シンプルにいきました。足は大丈夫です」と二塁へは足から滑り込んだ。
井上一樹監督(53)も「打ったから打たないからじゃなくて二塁までの走りっぷりを見ていたら、ああ問題ないねっていう確認はできた。来週からはいろんな形で、ピースとしてもうちょっと考えてもいいのかな」と、この日の収穫にあげ、今後は出場機会を増やすことを示唆した。
福永は3月18日オープン戦ソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)の二塁守備中に右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷し、前日24日に出場選手登録されたばかり。