
<高校野球春季近畿大会:大阪桐蔭-東洋大姫路>◇25日◇1回戦◇さとやくスタジアム
東洋大姫路・岡田龍生監督(64)就任後、大阪桐蔭との初顔合わせの第2試合は、強く降り続いた降雨の影響で試合開始を遅らせた。
第1試合終了後、雨脚が強くなると、ノック前に約10分ほど、両軍選手はベンチで待機。高野連のスタッフたちがグラウンド上に敷いたシートをはがし、土を足すなど開始に向けて準備を急いだ。
ノックは、外野の芝の上で行うサイドノックのみで、試合前では異例のシートノックを行わずに始まった。名物である岡田監督の高速ノックや、大阪桐蔭・橋本健太郎コーチが行うキャッチャーへの大きな飛球を飛ばすノックは行われなかった。
試合が始まってもなお雨が降り続いていたが、20度に満たない気温により、大阪桐蔭ベンチの中には、上着を着て戦況を見つめる選手もいた。