
<中日5-4阪神>◇24日◇バンテリンドーム
首位阪神が惜敗で2位DeNAに0・5差まで迫られた。6回に2点差を追い付いたが、3-3で迎えた8回、3番手工藤泰成投手(23)が2失点した。先頭田中に四球、続く上林に右翼線二塁打を許し無死二、三塁。カリステを打ち取ったが、高橋周の中前2点適時打で勝ち越しを許した。
阪神打線は中盤までに難敵の中日先発高橋宏を攻略。1点を追う2回、先頭の佐藤輝明内野手(26)が中日先発高橋宏から12号同点アーチを放った。阪神打線は試合前時点で高橋宏から本塁打を打てておらず、この1発は通算246人目での初アーチとなった。
2点を追う6回2死一、三塁では大山悠輔内野手(30)が左翼フェンスを直撃する2点二塁打を放ち、同点とした。大山にとっても高橋宏から6安打目で初の長打になった。だが、最後は前日まで2戦連続で延長戦を戦っていた中継ぎ陣が耐えきれなかった。
この日は2位DeNAの広島戦(マツダスタジアム)が雨天中止となったため、ゲーム差が詰まった。