
<楽天1-0日本ハム>◇23日◇楽天モバイルパーク
楽天早川隆久投手(26)は力投報われず、5連敗を喫した。2回に左翼ポール際へ先制ソロを被弾。「初回に真っすぐをいい感じに投げられていたんで、真っすぐでいこうっていう話の中で捉えられてしまったので、そこに関しては自分の失投」と悔しさをにじませた。
以降は粘った。3回から5回までは3者凡退。6回は2死満塁のピンチを背負ったが、最後は清宮幸をスライダーで中飛に打ち取った。7回は3者連続三振で締めた。敗れはしたが、7回122球、4安打9奪三振1失点と先発の役割は全うした。
打線の援護なく5敗目を喫し、4月4日ロッテ戦(ZOZOマリン)以来の2勝目はならなかった。「(勝ち星は)自分が左右できることではないので。ゼロで抑えれば負けないことだと思いますし、そういうところも含めて良い刺激かなと思いながらやってきていければなと思います」と前を向いた。
力投した早川について、三木肇監督(48)は「しっかりゲーム作って、もう少しやれることもあるかなと思うんだけども、しっかり試合を作ってくれてるっていう部分では、こっちも援護できてないのは、ちょっと彼にとって申し訳ないな」と話した。