
<巨人-ヤクルト>◇23日◇東京ドーム
巨人原辰徳前監督(66)が自身の「本塁打論」を明かした。日本テレビ系で内川聖一氏(42)とともに今季初解説に臨んだ。
「ホームランスペシャル」と題された放送で副音声の松田宣浩氏(42)、内川氏らと本塁打談義を交わした。
話題は内川氏からの質問で本塁打狙いの意識について。松田氏は「301本塁打の中で本塁打を狙ったことは1本もありません。ヒットの延長だと考えてました」と回答。原前監督は「僕は2ストライクまではホームランの延長がヒットだと思ってました。常に追い込まれるまでは1発という意識が9割5分でした」と明かした。
2ストライクに追い込まれてからについては「あまり意識はなかったですけど、50%は『このあたり(のゾーン)にこないかな』というのはありました」と通算382本塁打を放った若大将の極意を明かした。