
<オランダリーグ>◇22日◇プレーオフ準決勝
オランダリーグは22日、来季のUEFAカンファレンスリーグ(ECL)出場権を欠けたプレーオフ準決勝2試合が行われ、毎熊晟矢(27)の所属するAZ(リーグ5位)がホームでヘーレンフェイン(9位)を4-1で破り、決勝に進出した。毎熊は右サイドバックで先発し、後半16分まで出場した。
AZが順当に駒を進めた。前半3分にFWメックス・メールディンク(21)が先制点を奪うと、メディングが前半だけでハットトリックを達成。ほぼ勝負を決めた。後半21分にはDFアレクサンドレ・ペネトラ(23)が加点。同29分に失点したが、危なげなく試合を終えた。
準決勝のもう1試合は日本人トリオの所属するNECナイメヘン(8位)がトゥウェンテ(6位)に延長戦の末、2-3で敗れた。MF佐野航大(21)はボランチで先発し、1得点を記録。FW塩貝健人(20)は延長前半から途中出場し、FW小川航基(28)はベンチ外だった。
NECは数的優位を生かせず敗退した。前半16分に先制を許したが、同41分に相手DFアレック・ファンホーレンベークが一発退場。45分以上を1人多くゲームを進めることが可能になった。後半開始早々、佐野がみせる。同2分ミドルシューートを決めて追いつく。同10分にはMFフィト・ファンクローイが加点して一時逆転に成功した。しかし同17分に追いつかれると、延長戦に突入。延長前半4分に3点目を失うと、その後は相手ゴールをこじ開けられなかった。塩貝は延長前半開始からピッチに投入されたが得点に絡むことはできなかった。