
<MUSIC AWARDS JAPAN2025授賞式>◇22日◇ロームシアター京都
日本の音楽業界発展に、長きにわたって貢献し活躍し続けるアーティストを表彰する「MAJ Timeless Echo」には矢沢永吉(75)が選ばれ、サッカーJFLアトレチコ鈴鹿クラブに所属するFWカズ(三浦知良=58)がプレゼンターを務めた。
タキシード姿で華やかな舞台をさらに沸かせ、次の通りスピーチした。
「こんばんは、三浦知良です。このたびはプレゼンターとして呼んでいただき、ありがとうございます。サッカーではいろいろな賞をいただいてきましたが、いただくことがゴールではなく、それを超え、走り続けることが大切です」
「この音楽の世界で、走り続けている偉大なこの方に、このルビー(トロフィー)をお渡しできることを本当に、光栄だと心から思います」
「この方の歌、パフォーマンスにはパワーがあり、情熱的で、感動的で、いつも輝いています。タイムレス・エコー、おめでとうございます。それでは、お迎えいたします。ルビー・ゴーズ・トゥー・エイキチ・ヤザワ!」
ステージに登場した矢沢は「IT'S UP TO YOU!」「止まらないHa~Ha」「YES MY LOVE」の3曲を披露。歌唱後は、カズからトロフィーを受け取って握手し、抱擁した。
◆「MUSIC AWARDS JAPAN」 音楽業界の主要5団体が連携し、カルチャーアンドエンターテインメント産業振興会(CEIPA)を設立。経産省や文化庁の協力も受ける。“アジア版グラミー賞”を掲げ「世界とつながり、音楽の未来を灯す(ともす)」をコンセプトに今年、新設された国内最大規模の国際音楽賞。全62部門の賞が音楽業界関係者約5000人の投票によって選出される。