
<ウエスタン・リーグ:阪神6-6オリックス>◇22日◇SGL
阪神ドラフト2位今朝丸裕喜投手(18)がプロ初先発し、3回無失点に抑えた。
この日、出場選手登録抹消となった前川右京外野手(22)が7回に代打で出場し、左前打を放った。
試合は2試合連続で延長10回タイブレーク。6-6の引き分けだった。
平田勝男2軍監督(65)の一問一答は以下の通り。
「2試合とも疲れるね、タイブレークなんてね」
-先発今朝丸投手がいい投球
「ああ、今朝丸のこと忘れてたわ、もう疲れて(笑)。やっぱり、彼ね、何回も言うけど、報徳時代から場慣れしてるよ。昨日、一昨日もブルペンでよかったけど、栄枝と初めてコンビを組んで、緩急もつけながら。左バッター、やっぱり、ちょっとまっスラしいてるんやろね。詰まっているもんね。ちょっと真っすぐも動くんよ、彼のボールはね。だから、左バッターですごくつまらせた打球が多かったよな」
ー走者を出してもゼロで
「そうだよ。落ち着いているよ。もう慌てないやん。他のフォアボールばっかり出すピッチャー、見習ってほしいよ。誰とは言わんけど。そうでしょ。(今朝丸が)こんな落ち着いて、投げてるんだから。そういったところではさすが」
-今日の3イニングは決まっていた
「そうよ」
-これからまたイニングを増やして
「それはどうなるのか、育成のプランがあるので。体作りも含めて、球数とか、イニングというのはね、今、そういうシステムがちゃんとね。フロントと、トレーナーも含めての育成方針も、体作りも。どうなるというのは、これからですね。イニングとか球数はね」
ー前川選手が合流してヒット
「ヒットを打ったね。今日はのスタメンはちょっと様子を見てと思いながら。バッティング練習もそこまで悪い感じではなかったけど、やっぱり、1軍じゃ、結果が欲しいし、ね。そういうところで結果が出なくてというところを、みんなそうなるんよ。高寺もそう。同じ話をしたけれど。そんなネガティブになっている訳じゃなく、これで、もう1回ステップアップして、1軍にすぐに呼んでもらえるようにやるしかないんだから。そういう話を右京もしていたし。そういうところでああいうヒットになんねん。そういうところは、高寺も、前川にしても、今日の富田にしても、またしっかりファームで結果を残して、力を付けて上に行くという、そういう姿勢は感じるよ」
-去年は1年1軍で完走
「だから、昨日も言ったでしょ。人生順風満帆じゃいかない。俺の記事読んでないの? 昨日なんて言った? ヘルナンデスのこと?」
ースゴインデス
「読んでるやん。なんの話やったっけ(笑)」
ー前川選手はここからは打席に立って
「もちろん、もちろん。やはり色んなチェック。彼もいい時のフォームというか、そういうのもチェックしながら。今、そういうのに、いいタイミング。彼にとって、あの時、5月に落ちたのが、今年のオフになって良かったと言えるように。前向きに」
(今朝丸が通りかかる)
「おお、今朝丸、今日は何丸や?」
今朝丸「今朝丸です」
「ありがとう(笑)。まあ、そういうことですよ」
-スゴインデスのヘルナンデスは試合中に
「試合中、どこ行ったんやろうね(笑)」