
ドイツ2部ハノーバーを退団した元日本代表DF室屋成(31)が、古巣のFC東京に復帰することが22日、決定的になった。
青森山田出身の室屋は、明大在学中の16年から20年夏まで東京に在籍。ドイツ・ハノーバーではスピードと豊富な運動量を武器に5季プレー(151試合出場、5得点、15アシスト)し、今季限りでの退団を発表していた。関係者によると、本人が東京への復帰を強く希望したという。
来月14日開幕のクラブW杯に向けて国際サッカー連盟(FIFA)が設定した特別移籍期間(6月1~10日)を利用し、移籍完了、早期のJ再デビューを目指す。日本代表としても活躍した経験豊富なサイドバックには、16位に沈むクラブの救世主として期待がかかる。