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【なでしこ】熊谷紗希がシーズン総括「経験したどのリーグよりも勝つのが難しい」


女子日本代表のDF熊谷紗希は、イタリアのASローマからイングランドのロンドン・シティ・ライオネスに移籍し、見事にチームを1部リーグへの昇格に導きました。彼女はこの移籍が大きな決断であったことを認め、リーグの拮抗した競争性に触れました。結果を重視した試合運びを実践し、シーズンを通じて怪我なく乗り切ったことに満足感を示しました。新シーズンも1部リーグでのプレーを楽しみにしている熊谷は、なでしこジャパンの一員としてブラジルと強化試合を控えています。

2025年4月6日、コロンビアと戦う熊谷紗希(撮影・加藤哉)

女子日本代表なでしこジャパンDF熊谷紗希(34=ロンドン・シティ・ライオネス)が21日、千葉市内で自主トレーニングを行い、今季を総括した。

熊谷は今季、イタリア1部のASローマからシーズン途中の1月にイングランド2部のロンドン・シティ・ライオネスへ移籍した。途中加入の新天地で見事1部昇格を決め、オフに突入。充実感あふれる表情でこう語った。

「しっかり結果を出せて次につなげられたことはすごく良かったと思いますし、今年はシーズン通しては本当に試合数も多くていろいろな経験をしましたけど、個人的には大きなケガなく戦い抜けたところは良かったと思います」

10代からなでしこジャパンに名を連ね、若くして海を渡った。ドイツ、フランス、イタリアでプレー。そのずぬけた経験値を持つ熊谷にとっても今回の移籍先は刺激的な環境だった。「たぶん自分が経験したどのリーグよりも勝つのが難しくて、簡単ではなくてというか、リーグ自体のレベルが低いとかそういう話ではなくて、全チームが拮抗(きっこう)しすぎている。どことやっても勝つか負けるか分からない」。敵地ではピッチのサイズが小さかったり、人工芝だったりしたため、思うような試合を展開できず「内容よりも結果」と割り切ってラスト10試合を戦い抜いた。

悩んだ末の決断だった。「半年ローマでやって次のシーズンに(ロンドン・シティ・ライオネスが)1部に上がったら(移籍)とかも考えましたけど、オファーもタイミングでしかない」と飛び込んで自分の選択を正解にした。まさに必殺仕事人。「たまたまですけど、本当によかったです。来年1部で楽しみます」と笑顔をみせた。

熊谷はなでしこジャパンのメンバーとして5月30日(日本時間31日)、6月2日(日本時間3日)にブラジル・サンパウロでブラジルと強化試合を行う。

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