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【ソフトバンク】杉山一樹「一瞬に生きる」小久保イズムでシーズン防御率0点台誓う


ソフトバンクの杉山一樹投手(27歳)は、小久保裕紀監督の「一瞬に生きる」という哲学に基づき、今シーズンの防御率0点台を目指しています。現時点で防御率1.37、20試合に登板しリーグ最多登板を果たしている彼は、より高い目標に挑み続けています。今回は小久保イズムを採用し目の前の瞬間に集中すると誓い、防御率0点台を目標にしています。彼の強みは、193cmの長身から160キロの速球やフォークを投げ込む能力で、現在8試合連続無失点を続けています。オールスターゲームにも初選出される可能性が高く、シーズンに懸ける意気込みを強調しています。彼は「何連投でもいける」と意気込んでおり、防御率と与四球の改善を図りつつ、目標達成を誓っています。

ソフトバンク杉山一樹(2025年4月11日撮影)

ソフトバンクの杉山一樹投手(27)が小久保イズムでシーズン防御率0点台を誓った。今季はここまで両リーグ最多20試合に登板。防御率1・37を誇り、勝ちパターンの一角としてフル回転している。25年テーマには小久保裕紀監督(53)の著書のタイトル「一瞬に生きる」を掲げていることを明かした。20日から首位を走る日本ハムとの敵地3連戦に臨む。チームはこの日、空路で北海道入りした。

   ◇   ◇   ◇

杉山が25年のテーマに、小久保イズムを掲げていることを明かした。

「小久保さんもよく言うじゃないですか。『一瞬に生きる』。まさしくそれで。今年、今日。来年とかは考えていないですね」

「一瞬に生きる」は指揮官の自叙伝のタイトルでもある。意味は目の前の瞬間に後悔なく、集中して全力を注げるか-。右腕はこの言葉を胸に、ある目標を見据える。「防御率は0点台。登板数は投げられるだけ、何試合でも投げたい」。昨季はキャリアハイの計50試合に登板。4勝0敗、14ホールド、防御率1・61をマークした。好成績にも、納得はしていない。さらにその上をいくつもりだ。

今季はここまで「勝利の方程式」としてフル回転を続ける。連投はすでに計4度を数え、3連投は1度。両リーグ最多20試合に登板も、まだまだ物足りない。「(小久保)監督と、倉野(1軍投手コーチ)さんに『何連投でもいけます』と言っています。いけるので、自分は本気です」。その心意気、姿勢が頼もしい。

193センチの長身から角度のある最速160キロを投げ込む。決め球フォークには落差があり、空振りを奪うこともできる。現在8試合連続で無失点と安定し、計19回2/3を投げ防御率1・37。27三振を奪い、奪三振率は12・36だ。それでも、理想が高いだけに「あまりいい感じはしない。打たれてますし、四球も出しますし」。対右打者には被打率1割9分5厘も、対左打者には同2割9分4厘。改善へ「勝負をする以前に球種の選択ミス。そこを捕手と話して、いい方向に選択していければ」と話した。

現状でオールスターゲーム(7月23日=京セラドーム大阪、24日=横浜)に初めて選出される可能性も高い。だが「出られたら頑張ります」とし、「シーズンに自分は懸けている」と言った。目の前の1登板に全力で腕を振っていくことにこだわっていく。【佐藤究】

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