
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)へのABEMA独占インタビュー企画「おはようロバーツ」が19日午前8時に放送された。
ロバーツ監督が、日本とアメリカの野球文化の違いについて持論を述べた。
「アメリカ野球の攻撃は長打力頼みである一方、日本野球は細かくヒットを重ねる。守備面で言えば、日本野球は基礎がしっかりしているところが良い」と話した。
投手面については「米国は球威や球速を重視するのに対して、日本はスライダーやスプリットを多用する印象」と語った。
オリックス時代に沢村賞を3度で獲得した山本由伸投手(26)は24年から、ロッテで史上最年少の20歳で完全試合を達成した佐々木朗希投手(23)が今季から世界一の球団ドジャースへ仲間入りした。
日本では通常先発ローテーションは中6日が多いが、メジャーでは中4~5日が基本。中6日でローテーションを回していた2人について「メジャーでの登板に慣れさせる。特に佐々木は浅いキャリアの中で週1回ペースでの登板しかない。これから育成していく中で、登板感覚を短くしていくつもり」と説明した。
さらに「去年山本も同じような形をとったのでそのことが頭にある。10連戦の途中で先発は増やせないので、2人にも間隔を詰めて登板してもらうしかない。2人とも登板間隔の短縮を楽しみにしていた。わたしは中5日が理想的だと思う」と日本流の登板間隔に配慮しながら、徐々にメジャーへの順応を目指していることを明かした。