
カージナルスなどで活躍し、二塁手のゴールドグラブ賞に2度輝いたコルテン・ウォン内野手(34)が、現役引退を表明した。18日(日本時間19日)、地元メディア「Spectrum News」が伝えた。
今季未契約のウォンはこの日、母校ハワイ大の試合の始球式を務めた際に取材に応じ「今の時点ではもう終わりにしようと思っている。引退するかもしれないという結論に至ったんだ。今は父親として楽しんでいる。最高の父親になりたいから、今後もそれを頑張るよ」と、語った。
ハワイ出身のウォンは11年ドラフトでカージナルスから1巡目(全体22位)で指名され契約。13年にデビューし、14年から正二塁手に定着。この年は打率2割4分9厘、12本塁打、42打点、20盗塁を記録して新人王投票では3位に入った。19年から2年連続でゴールドグラブ賞を獲得。21年からブルワーズ、23年はマリナーズとドジャースでプレーし、昨季はダイヤモンドバックス傘下3Aに所属。メジャー11年で通算973安打、打率2割5分6厘、86本塁打、405打点、120盗塁、OPS.719。