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【中日】涌井秀章、4球団で10勝の42年ぶり快挙も「3年で10勝は少ない。もっと増やす」


中日ドラゴンズの涌井秀章投手が、バンテリンドームで行われたヤクルト戦で6回無失点を記録し、今シーズンの2勝目を飾りました。これにより、彼は中日で通算10勝を達成し、西武、ロッテ、楽天に続く4球団で10勝以上をマークしたことになります。これは1983年以来42年ぶりの快挙であり、プロ野球史上5人目の偉業です。涌井は試合中、多くの走者を出しながらも「ストライクゾーンで勝負する」スタイルを徹底し、見事に対戦を乗り切りました。試合後、監督やチームメイトからもその冷静な投球ぶりを称賛されました。その結果、チームは連勝し、借金を2まで減らしました。なお、涌井の通算勝利数はこれで164勝となります。

中日対ヤクルト 涌井(左)はドアラから祝福を受ける(撮影・森本幸一)

<中日2-0ヤクルト>◇14日◇バンテリンドーム

中日涌井秀章投手(38)が6回無失点で今季2勝目を挙げ、中日で通算10勝目となり西武、ロッテ、楽天と所属4球団で10勝をマークした。83年阪神野村収以来42年ぶりの快挙にも「(中日に来て)3年で10勝しかしていないのは少ない。もっと増やしていければ」と喜ぶことはなかった。

走者を出しながらもベテランの技で「0」を重ねた。「走者が出てもストライクゾーンで勝負することがテーマだった。走者が出て気持ちも入って、バランスもよくなった」。6回には先頭北村拓に死球を与え、嫌なムードも茂木を外から入るスライダーで見逃し三振。宇佐見真吾捕手(31)の好送球でスタートを切った走者も刺し、三振ゲッツーで切り抜けた。

初回、先制三塁打を放ち一緒にお立ち台に立った上林誠知外野手(29)を、中日に移籍してきた時からかわいがる。上林は「地元が埼玉で小学生時代にテレビつけたら(西武で)投げていた。自分以上に笑わないですよね。自分より感情の出ない人なので気が合うのかな」と話す。

井上一樹監督(53)も「ポーカーフェースで落ち着いて投げられるところは頭が下がる」と最敬礼。チームは連勝で借金2とした。38歳右腕はまだまだ輝き続ける。【石橋隆雄】

▼涌井が中日で10勝目を挙げた。同投手は通算164勝となったが、所属球団別の勝利数は西武85勝、ロッテ48勝、楽天21勝、中日10勝。所属4球団で10勝以上記録したのは内藤幸三、石田光彦、江夏豊、野村収に次いで5人目。内藤と石田はプロ野球初年度の36年からプレーした投手で、2リーグ制後に入団では江夏、野村に次いで3人目。

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