
<広島-巨人>◇14日◇マツダスタジアム
巨人井上温大投手(24)は今季3勝目を挙げることはできなかった。先発し6回6安打2失点の粘投も、打線の援護なく勝利投手の権利を得ることなく降板した。
最速151キロの直球を軸に、テンポ良く投げ込んだ。2回1死一塁から矢野に右越えの適時三塁打を浴びて先制を許したが、5回まで1失点。しかし、登板最終回の6回に無死一塁からファビアンに左中間への適時二塁打を浴び追加点を許した。
井上は前日13日に誕生日を迎えたばかり。「気持ちで負けないように、相手に向かっていく気持ちを持って投げたい」と意気込んでいたが、24歳初登板を勝利で飾ることはできなかった。