
<広島5-4巨人>◇13日◇マツダスタジアム
広島が延長12回にこの日1軍に復帰したばかりのモンテロのサヨナラ打で巨人に勝利し、2位に浮上した。序盤3回までに3点をリードするも、中盤以降に失点を重ねて延長戦に突入。同点の12回1死一、三塁からモンテロが中前打を放ち、熱戦を制した。延長12回表に登板した新人岡本がプロ初勝利を手にした。試合後の新井貴浩監督(48)の主な談話は以下の通り。
-モンテロがサヨナラ打
新井監督 最高の場面で打ってくれましたね。今日、久しぶりに帰ってきてスタートだったんですけど、全打席内容も良かったので、すごく期待して見ていました。
-中村奨選手は、秋山選手が復帰した中でもスタメン起用
新井監督 それはもちろん。奨成はずっといいものを見せてくれているので、そこは奨成で。ということですね。
-危機感がある中で結果を出している
新井監督 今つかんでいるところを離したくないと思って、彼もやっていると思う。またそこでチーム内でのいい競争が生まれているのかなと思います。今日もナイスバッティングでした。
-岡本投手は最終イニングの登板が多い
新井監督 タフなシチュエーションで行っているしね。甲子園でああいうことがあったけど、本当にルーキーらしからぬといいますか、いい投球を続けてくれているなと思います。
-モンテロ、秋山の両選手が復帰した打線について
新井監督 モンティー(モンテロ)に限っては、今年が初年度ということでまだまだアジャストする時間は必要かなと思うけど、今日もいいヒットだった。2本ヒット打っているし、凡打もセンター中心にセンターフライ、ライトフライと、内容もすごくいい。ちょっとひとつ上がっているかなという感じはしますね。また奨成とか、若い選手もちょっと上がって来ているし、チーム全体がひとつ上がって来ているのかなという手応えみたいなのはあります。ただ、まだまだこれからだと思います。