
<オリックス1-7ソフトバンク>◇11日◇京セラドーム大阪
オリックスはソフトバンク嶺井に2本塁打を含む全7打点を許し、完敗した。4月2日以来、39日ぶりの首位陥落となった。
岸田護監督(44)は「今日は嶺井選手にやられましたね」と目を見開いた。先発の田嶋大樹投手(28)が6回9安打5失点で今季初黒星。2回1死一塁から内角低めの直球を捉えられて左中間席への2ランにされ、4回には無死一、二塁から低めのスライダーを左翼スタンドに運ばれた。
打線はソフトバンク上沢を前に1得点。2点を追う2回、1死三塁から中川圭太内野手(29)の遊ゴロで1点を返すのが精いっぱいだった。6回以降は無安打。これで上沢には日本ハム時代からカード別22勝目(8敗)を献上した。またも難敵攻略ならず。指揮官は「当然簡単にはつながらしてはくれない。次回、しっかり対策して粘って粘ってやるしかない」と前を向いた。
前日10日にソフトバンク戦の連敗を12で止めたが、今季も1勝5敗2分けと苦手を払拭できず。2位に転落したチームは、13日から敵地で日本ハムとの直接対決3連戦を迎える。